Sega Ages 2500 Series Vol. 1 - Phantasy Star Generation-1のレビュー
コレクションの第一巻は、1987年の先駆けを現代へ引き寄せる。マスターシステムのワイヤーフレームの通路は、一人称で歩く質感ある3Dの迷宮となり、かつて数ドットに縮められていた主人公たちは、アニメ風の繊細な線の肖像を得る。それでも近代化はうやうやしく、原作の構造に忠実に沿う。
音楽は、原曲の旋律を現代の装いで蘇らせる。マスターシステムの音源のために書かれた主題は、簡素ながら耳に残り、本物の音色で録り直されて、親しみある調べを失わずに温もりと輝きを得る。全体は陽気で明るく、若き日の冒険にふさわしく、礎となった旋律を好ましい光の下で再発見させる。
この物語を再び遊ぶことは、ジャンルの源へさかのぼることだ。家庭用RPGが型にはまるはるか前に、ファンタシースターはすでに一貫したSFの世界を築き、その叙事を若き女性主人公に託していた。当時としては稀な大胆さだ。この作り直しは物語に第二の生を与え、今では平凡なこの通過儀礼の原型が、1987年にいかに新しく映ったかを測らせる。