Sonic 3のレビュー
まばゆい色彩、ループする背景、めくるめくスピード──ソニックは、抜群の見やすさのポップなビジュアルの個性を打ち立て、やがて伝説となった。スプライトの丸みと色合いの瑞々しさが、エネルギーにあふれている。陽気で丁寧なこのアートディレクションは、セガのプラットフォーマーの黄金時代を定義し、いまだ古さを感じさせない。
より豊かで多彩なこの三作目の音楽は、アイスキャップからハイドロシティまで、ファンキーな主題、宙を舞う旋律、印象深い空気を次々と連ねる。本機としては驚異的な作り込みのサウンドトラックが、新たな自信とともに速さに寄り添う。この旋律の大盤振る舞いは、いまもサーガの揺るぎない頂であり続ける。
先輩たちより緩急が巧みで物語性も増した本作は、属性シールド、セーブ、見栄えのするゾーンを導入し、進行を滑らかにする。楽しさの核である勢いは、ステージ間の工夫を凝らした演出と結びつく。後半を切り離されてなお、操作していて心地よいと感じさせる設計の冴えを保っている。
前作より落ち着き、そして気前のよくなった本作は、セーブ機能、すべてを変えるバリア、いつでも付いてくるテイルスを携えてやってくる。色鮮やかなステージ、隠された秘密、勝ち取るべき速度を味わえる。楽しさは勢いと発見の融合にあり、各ルートを極めたい欲求が際限なく引き戻す。
全速力で突き進み、ループと属性シールドをつなぎ、ボーナス面を掘り当てていくと、つねに次のゾーンを求める心地よい疾走が立ち上がる。集めるエメラルド、セーブ機能、覚えるべき秘密が果てしないやり込みを支える。いくつかの水中区間が勢いを削ぐが、完璧に見切れる速度感が、即座に、そして長く心をつかむ。
テイルスを伴い、セーブも備えたこの第三作は、広大なゾーン、複数のルート、探し出すべきボーナスを繰り広げ、隅々までの探索を誘う。すべてのエメラルドを見つけ、各面を極めることが、冒険を大きく引き延ばす。当時のプラットフォーマーとしては珍しいこの内容の充実ぶりが、ファンが今なお味わう長寿命を本作に与えている。