Soulcalibur IIのレビュー
打ち合う鋼、たなびく衣、そして光に満ちた豪奢な闘技場──どの一騎打ちも、稀有な気品の舞台で繰り広げられる。戦士たちの滑らかな動きと、衣装に注がれた丁寧さが、刃の戦いの芸術を昇華させる。この張り詰めた華麗さはジャンルに刻印を残し、その壮麗さをいまも損なわずにいる。
武器を用いた戦いは、八方向の移動と、見やすさの手本といえるガードシステムに支えられ、反射神経と同じくらい立ち位置取りに報いてくれる。試合の滑らかさとロスターのバランスが、とっつきやすさと奥深さを兼ね備えた対戦格闘を成り立たせている。すぐに馴染める操作と技術的な豊かさで今なお魅了する、ジャンルの基準作だ。
武器を交える戦いの華麗さの極み——手本のように滑らかな立ち合い、シビアなタイミングのパリィ、目もくらむほど優美なキャラクター。操作は初心者を迎え入れつつ、奥深さは何時間もの鍛錬に報いる。記憶に残るロスター、豪華なゲスト、美麗なアリーナが画を仕上げる。間違いなく、世代屈指の格闘ゲームだ。
八方向の回避が攻撃と同じほど重要な3Dアリーナで剣を交える——一戦ごとが絶えず再戦したくなる武器の舞踏へと変わる。武器、キャラ、広大なクエストモードを解放することで上達が続く。最高峰の技術は要求が高いままだが、この滑らかさ、見やすさ、キャラ陣には普遍的で持続的な手応えがある。
それぞれ異なる得物を握るあふれんばかりのロスターと刃を交える本作は、定評ある奥行きの格闘ゲームを開く。長く充実したウェポンマスターモードが武器とおまけを次々と解放し、対戦が際限なくパッドを握り直させる。この内容の豊かさと精緻なシステムが、武器格闘の定番という根強い評価を生む。