Splatterhouse Part 3のレビュー
第三作は舞台を部屋の連なる館へ絞り込み、そのぶん空気の作り込みが深まる。破れた壁紙、螺旋の階段、血を流す肖像画。主人公の仮面は変身を重ねるごとに罅割れ、その姿は次第に、相対する怪物たちよりも異形めいてゆく。
楽譜は前作の居心地の悪さを引き継ぎながら、組み立ての面では前進する。階ごとに結びついた反復する動機、遭遇の前のゆるやかな高まり、無人の廊下で長く取られる沈黙。音色はあえて不快なまま、張り詰めた弦とくぐもった金管が、旋律の慰めを最後まで拒み続ける。