Suffering, Theのレビュー
画作りは、死刑に肉を与える。監獄の島カーネイトでは、怪物は肉となった処刑だ。斬首のための腕の代わりの刃、致死注射のための針だらけの体、絞首でねじれた姿。周りでは、牢獄の世界が腐り、滴る壁とえぐられた房。そして主人公自身が、狂気に取り憑かれ、歪んだ生き物へと変わる。生きたものとなった、刑罰の像だ。
主人公トルクは、自らが罪人かどうかも分からぬまま、死刑囚房へ来る。妻と子の殺害で断罪されたが、すべてを忘れており、物語は真実を、できる限り長く伏せる。悪夢の中での彼の選択は、贖いか怪物性かへと傾き、自らのどの姿が勝つかを定める。ここで恐怖は、自らの罪をめぐる親密な取り調べとなり、真の悪魔は遊び手かもしれない。