Super Famicom Warsのレビュー
インテリジェントシステムズは戦争を玩具として描く。濁りのない色のずんぐりした戦車、丸みを帯びた航空機、一升に収まりひと目で区別できる部隊。指揮官の顔絵は笑みを浮かべた戯画調で、扱っている主題との落差は明らかに意図されたものだ。そして地図はつねに完全に読み取れる。この分野の第一条件である。
音楽は軍隊行進曲を注意深く避けている。陽気な旋律、軽い金管、村の楽隊めいた拍。指揮官ごとに用意された主題は、気分づくりであると同時に識別の手がかりでもある。長い思案の時間を回り続けても重くならない。この長さの作品では、これは相当な綱渡りだ。
部隊を展開し、工場を制圧し、次なる攻勢の資金を稼ぐ——そのターン制戦略のループは、歯車のように見事に噛み合っている。どのマップも新たな戦術の謎を突きつけ、勝利のたびに「あと一戦だけ」がよみがえる。長く、歯ごたえもあるが、この色鮮やかなウォーゲームは、思考を愛する者を長く掴んで離さない。
個性ある軍勢を多彩なマップで動かすには熟考と忍耐が要り、各任務は長い消耗戦に伸びうる。戦記シナリオと多彩なモード、戦闘の再戦性が戦略を磨く者に豊かな素材を与える。アドバンスウォーズの直接の前身たる本作は、ニンテンドウパワー配信の希少さで戦略家に貴ばれる。