Super Pangのレビュー
この版が売り物として押し出すのは世界一周だ。地図が行程を示し、面はいずれも見覚えのある建造物を背にして進む。ピラミッド、長城、パリの塔。丹念に描かれたその背景と、極端なまでに簡素な盤面との落差こそが、この作品の絵としての提案そのものになっている。
音楽も旅という原理に従う。行程ごとの土地の色を、隠す気のない笑いとともに鳴らす。拍はほとんど変わらないが、それは遊びの速度そのものが変わらないからだ。面の終わりに鳴る短い一節はことさら短く刻まれている。絶えずやり直すことになる作品では、それが不可欠な条件になる。
弾む泡を割ると、より小さな破片に分かれていく——この単純な着想は、すぐに張り詰めて抗いがたいアクションパズルになる。正確に狙い、絶妙な間で避け、画面の混乱をさばく満足は切れ味がある。二人なら助け合いが分かち合う楽しさへ。色鮮やかで即座、猛烈に病みつき。スコア狙いに作られたアーケードだ。
跳ね返りながら無限に分裂していく泡を割る——たった一発の狙い損ねがすべてを引っくり返しかねない、そのひりつきが立ち込める。短いステージ、絶妙なパワーアップ、そして協力プレイが、もう一度という衝動を即座に呼び起こす。仕組みは単純で繰り返しも多いが、この高まる緊張は短時間勝負の罠であり続ける。