Tomb Raider Trilogy, Theのレビュー
この箱は、ララ・クロフトの三つの冒険をリマスターし、その世界一周を際立たせる。とりわけ最終作は、乾いた石を離れ、生きて移ろう自然へ向かう。滴るジャングル、陽の照る海、風に叩かれる氷原。美術はそこで、この時代の写実の頂に達し、それぞれの気候が、探検の道すがら、その光と質感を課す。
束ねられたこの三作は、一つの主題の連続を聴かせる。はじめはひと握りの楽器で示されるララの動機が、三部作が賭けを高めるにつれ弦と広がりを得て、ついに大編成へと花開く。集成はこうして、育ちゆく一つの楽曲、作から作へと辿る旋律の糸、主人公の音の日記となる。
ここに束ねられた弧は、消えた母をめぐる。幼いララが自らの母が消えるのを見たときに始まったこの謎は、作から作へと続き、最終作で解ける。それは主人公を、アヴァロンを求めて北欧神話へと沈める。三部作はこうして冒険と家族の喪を織り合わせ、考古学を、長く開かれたままの内なる問いに答える手だてにする。
ララ・クロフトのリマスター三作が、環境パズルと目もくらむ足場、隅々まで探りたくなる隠された墓所を連ねていく。秘宝探しや百パーセント踏破を狙った各ステージのやり直しで遊びは大きく膨らみ、タイムアタックの挑戦も加わる。丹念な探索を愛する人に今も支持される一本。