X-Men - Mutant Apocalypseのレビュー
カプコンは自社の対戦格闘の文法を、そのまま変異体たちへ持ち込む。横に広いドット絵、決めの入った姿勢、光の筋で画面を埋める能力、そして人物と同じだけ手をかけて描かれた爪や光線。舞台は研究所、密林、軍事施設と移り、いずれも一目で場所が分かる配色を与えられている。
音楽は張り詰めた合成ロックを選ぶ。操作できる変異体ごとに主題が用意され、面の曲は最後の対決へ向けて熱を上げていく。カプコンがとりわけ気を配るのは全体を支える低音で、能力の効果音が抜けるだけの隙間も残されている。一撃ごとの音の手応えを失わせないためだ。