Zelda II - The Adventure of Linkのレビュー
続編は見下ろしの視点を手放し、明らかに大きな絵による横スクロールへ移る。リンクは画面のなかで珍しいほどの面積を占め、上段と下段の斬りがはっきり描き分けられた剣を構える。一方、世界図は見下ろしのまま保たれ、立ち寄れる村には名を持つ人々の住む屋内が用意される。
書法は前作と袂を分かつ。より荘重な地図の主題、穏やかな村の一曲、上昇しながら決して解決しない進行の上に築かれた神殿の音楽。戦闘は短く張り詰めた動機を保ち、全体には、横視点と道行きの厳しさが求めていた重さが据えられている。
見下ろし型の探索と横視点のダンジョンを融合させた二作目のゼルダは、呪文の習得、経験値稼ぎ、手強い神殿の攻略を課す。高い難度と異色の成長システムが冒険を大きく延ばし、神殿を一つ越えるたびに達成感を噛みしめられる。長く賛否を分けたこの独特の手応えが、今では識者の間でカルト的地位を得ている。