Cyber Shadowのレビュー
エンリケ・マルティンが、8ビットの正統を継ぐ歯切れよく旋律豊かなチップチューンを、忍者の疾走劇のために仕立て上げる。突き進むビートが歯ごたえあるアクションのアドレナリンを高め、本物のレトロな質感が、ファミコン黄金期への誠実なオマージュのように鳴り響く。
一歩ずつ強くなる忍者、寸分の狂いもない移動、即座に噛みつく戦闘——操作の魅力はそこに尽きる。歯ごたえがありつつ理不尽さは皆無で、八ビット名作の職人技を漂わせながら、当時欠けていた現代的な精度を備える。チップチューンのサウンドは力強く打ち、最初から最後までテンポを保つ。