Dead Space 2のレビュー
屍の山と化した宇宙船、揺らめく光、おぞましい有機的な生き物たち──恐怖は、凍てつく工業的な空気から生まれる。世界に溶け込んだインターフェースと重い静寂が、完全な没入を深める。暗く丁寧なこの視覚演出は、現代サバイバルホラーの頂と称される。
ジェイソン・グレイヴスは二つの典礼を対置する。ユニトロジー教会の聖歌が恐怖を神聖化する一方、真空では全ての音がアイザックのヘルメット内にくぐもり、呼吸と船体の振動だけが残る。その間を軋む弦のクラスターが埋める。
ついに声を得たアイザックが語り合う相手は死者だ。偽りと知りながら逃れられないニコルの幻覚が彼を苛む。続編は病的な喪の物語となり、真の脅威はダクトの怪物ではなく、愛した声で語りかける罪悪感になる。