Final Fantasy Legend IIのレビュー
続編は渡り歩く世界の数を増やし、そのひとつずつに際立った絵の個性を与える。白い柱の並ぶギリシャ風の都、氷の世界、直線的な建物が続く近代都市。章が変わるたびに様式が断絶することを、この作品は隠さない。世界の終わりに現れる神性の存在は、他の魔物よりはるかに大きく描かれている。
楽譜は二人の作曲家で分け合われており、その違いは耳で分かる。前作から受け継いだ伸びやかな旋律を育てる曲もあれば、より神経質な拍と予想を裏切る和声を選ぶ曲もある。この同居は、世界から世界へ跳んでいくこの作品の狙いにかなっており、それぞれの世界が固有の音の扱いを受け取る。