Fushigi no Dungeon 2 - Fuurai no Shirenのレビュー
チュンソフトは自動生成の迷宮に、昔話めいた日本の装いを与えた。提灯の灯る宿場、山道、田んぼ、暖色で塗られた旅籠。やがてテーブルマウンテンが素っ気ない通路を突きつけてくる。おしゃべりないたちを連れた浪人姿のシレンは、民話から引かれた妖しい敵の群れのなかで、その簡素さゆえに際立つ。
音楽が拠り所にしているのは、竹の笛や撥弦楽器、乾いた太鼓といった伝統的な編成だ。用意されているのは手柄を飾る曲ではなく、歩みに寄り添う短い主題ばかり。暖かくどこか諦めの混じった村の一曲は、すべてを失って地上へ戻ったときにこそ効いてくる。そしてそれは、しばしば起こる。
自動生成のダンジョンを潜り、空腹とアイテムをやり繰りし、死ねばすべてを失う――そこに、毎回ゼロから、しかし少しだけ賢くなって再挑戦するローグライクの緊張が生まれる。武器を掘り当て、巻物を識別し、一階深く潜るたびに、もう一度運を試したくなる。罰は手厳しいが、この予測不能さは、猛烈なまでに病みつきにさせる。
何度でもやり直すことこそ、このローグライクの醍醐味だ。迷宮は毎回ランダムに生成され、死ねば進行は振り出しに戻り、失敗が学びとなり一歩ごとが新たな一局になる。緻密な持ち物管理、地形の読み、未鑑定の品が戦略と冷静さを求める。無限の再プレイ性が、純粋な挑戦を愛する者を今も惹きつける。