Kingdoms of Amalur - Reckoningのレビュー
アートデザイン
音楽
シナリオ
美術は、戦いの猛りと、それが運命に及ぼす力を演出する。武器の連携が鮮やかな効果で画面を裂き、運命の仕組みが、世界から色が抜けるスローモーションを呼び起こす。敵の定めを書き換える処刑の間だけだ。運命に抗うという主題に結びついたこの視覚の反転が、その作法を借りるより穏やかなファンタジーから、このゲームを分かつ。
いたずらっぽいプラットフォーマーの楽曲で知られるグラント・カークホープが、ここでは壮大な管弦楽の壁画を記す。広い弦、英雄的な金管、旋律的な主題が、彼の喜劇的な仕事からはるか遠く、広大な世界に叙事詩めいた趣を与える。音楽は、オンライン計画から生まれたこのゲームの途方もない尺度を抱き、ハイファンタジーの交響的な息づかいを授ける。
物語は、一つの強い着想に拠る。誰もの運命があらかじめ織られた世界で、英雄は死からよみがえり、書かれたあらゆる定めから解き放たれる。運命を持たぬ唯一の存在として、彼は皆が動かぬと信じた未来を書き換えられる。冒険は自由意志をめぐるファンタジーの思索となり、主人公の一挙一動が、他の誰にも解けぬ宿命に亀裂を入れる。
R.A.サルヴァトーレが手がけたアマラーの世界は、二百を超えるクエストが途切れず連なる広大な地方へと広がる。組み替え可能な運命の仕組みが複数のビルドの試行を誘い、奥深いクラフトと探るべき片隅が、じっくりした探索に報いる。迷うのを愛する者のための寛大なアクションRPG。