Langrisser IVのレビュー
光と闇の戦いを背景に、主人公は、現実の帰結を伴う分岐のなかで、いずれの道を勝たせるかを選ばねばならない。物語は、戦略、相反する理想、そして複数の結末を、ジャンルとしては稀なる成熟で結び合わせる。この語りの自由が、本作をタクティカルRPGの知られざる柱に仕立てた。
指揮官とその部隊を配置し、武器の三すくみを突き、選択に応じて物語が分岐していく――そうしたターン制戦術が、一つのマップが次を呼ぶ流れを織りなす。ユニットを育て、別の結末を目指せば、また最初からやり直したくなる。マップは長くなっていくが、システムの精緻さとシナリオの分岐が長く引き留める。
サーガの四作目である本作は、新たなシナリオ、複数のエンディング、深められたユニットの運用で戦術の形式を豊かにする。指揮官を勝利へ導き、あらゆる分岐を探る時間は、非常に長い。シリーズの逸品たるこの濃密さが、シミュレーションRPG好きが長く好む長寿命を差し出す。