Lara Croft Tomb Raider - Anniversaryのレビュー
終盤の三分の一で石が終わる。アトランティスはもはや神殿ではなく生体だ。脈打つ血管の走る肉の壁、粘膜に縁取られた湿った通路、未完成の生き物が出てくる繭。乾いた鉱物と彫られた柱の時間を経た後のこの転換が、1996年の原作には示唆しかできなかった不快さを生む。
1996年にネイサン・マクリーが書いた主題が前面に戻る。当時は数台の電子楽器で示されたララの四音の動機が、ここでは竪琴と低い弦を備えた管弦楽全体に託される。新しい衣の下の旋律を聴き分けること自体が仕掛けであり、当時の遊び手は最初の一小節で言い当てる。
リメイクは原作が黙っていたものを足す。ジャクリーヌ・ナトラは初めから終わりまでララを操っており、恐慌の一秒で決まってしまう最初の殺人は、後の場面でも消えない痕を残す。エジプトとペルーの探索の下で語られるのは、自らの職業が何を要求するかを知る若い女性の物語だ。