Monster Hunter 4のレビュー
この作は地形を高さの側へ描き直す。段になった崖、細い岩棚、積み重なった廃墟、登れる崩れ石。どこにも手がかりと張り出しが見て取れ、区域を読むとは、そこに何が棲むかを見るより先に、何を登れるかを見積もることになった。生き物たちも同じ理屈に従い、脇腹も背も、人が立てる面として扱われている。
隊商の主題が全篇を貫く糸になる。はじかれる弦、手で叩く太鼓、旅の笛が道の音楽をつくり、地方から地方へ荷車を追う。編成は着いた土地に応じて色を変え、砂漠へ向かえば乾き、寒い谷へ向かえば低く沈む。同じ旋律がどこにでもあり、しかも同じ言葉で語られることは一度もない。
モンスターによじ登り、高低差のある地形を活かし、新たな躍動感で攻撃をつなげていく。やみつきになる狩りと生産の輪を保ちながら、狩りそのものが一新される。理想の武器を打ち、より手強い獲物を狙ううちに、また遠征へと駆り立てられる。習熟の壁は依然として高いが、取り戻された機動力と上達の手応えがしぶとく惹きつけ続ける。
隊商を乗り継いで新たな地方を探索する旅が、高低差と跳躍に彩られた狩りを開く。武具を打ち、ある異変の謎を解き明かし、クエストを重ねる時間が、数百時間引き止める。常に新たになるこの狩りのループ、シリーズ固有の作りが、狩人が味わう寿命を約束する。