Monster Hunter Portable 2ndのレビュー
装いのすべては獲物から派生する。甲羅は胸当てとなり、翼は外套に姿を変え、顎は兜の上に据えられる。狩人は結局、仕留めた相手の肖像を身にまとうことになる。隣り合う二人の姿は、何を何の順で倒してきたかを一言も交わさずに語る。
依頼と依頼のあいだ、村は遅い拍を強いる。独奏の笛、爪弾かれる箏、間隔を大きく空けた弦の層が長い空白を残し、そこに風と足音が入り込む。この呼吸があるからこそ、急に密度を増す戦闘の主題は連続ではなく断絶として響く。
巨大なモンスターを追い詰め、その亡骸を剥ぎ取り、より良い装備を鍛える流れが、携帯機で最も惹き込まれる狩りのループを築く。レアな素材ひとつが常に「あと一回」を正当化する。準備、共闘、攻撃パターンの習得が目標と報酬を繋いでいく。farming は厳しく時間を食うが、着実に上がる熟練度が圧倒的な引力を保つ。
ますます巨大な怪物を狩ることは、新たな獣、武器、区域で形式を広げる。思いどおりの武具を作り、手強い獲物を仕留め、マルチで協力する時間は、数百時間に及ぶ。シリーズの節目たるこの奥深い狩りのループが、モンハンの虜が大切にする長寿命を支えている。