TimeSplittersのレビュー
フリーラディカルによる立ち上げ作品であるこの第一作は、アーケードの純度を掲げる。遊びは、時代から時代へ跳ぶ面を連ね、物語というより、計時された高得点の挑戦として組まれる。目標に達し、水晶を拾い、時が尽きる前に脱する。速く、鋭く、機敏に、この作品は初めから、一人称の射撃における工房の手並みを、語りの飾りなく見せる。
音源は、最小限で推進する電子の繰り返しに賭ける。乾いた律動、丸い低音、反復する音型が、遊びのアーケードの構造に貼りつき、遊び手が記録更新のため面をやり直す間、延々と回るよう刻まれる。旋律は少なく、脈動は多い。音楽は雰囲気より所作と速さに仕え、注意を求めることなく、遊びの勢いを保つ。