Akumajou Dracula XXのレビュー
稀なほど繊細な手描きのスプライト、細部で埋め尽くされたゴシックの城、揺らめく光──本作は、ドット絵を退廃的な気品の頂へと押し上げる。アニメーションの豊かさと蠱惑的な空気が、洗練にあふれている。暗く豪奢なこのグラフィックの妙技は、いまもジャンルの絶対であり続ける。
シリーズのゴシックな遺産に忠実なコナミの音楽は、胸を引き裂く「Bloody Tears」からリヒターの英雄的な旋律まで、名曲の数々を蘇らせる。どの城も、音源チップに彩られた劇的な強度に脈打つ。この燃え立つ楽曲が、キャッスルヴァニアの音の伝統を見事に受け継ぐ。
先達よりも荒く、速い。この一作は、ミリ単位のジャンプと容赦ない鞭で、恐るべき難度のステージを越えさせる。手強い挑戦は、忍耐を痛快な熟達の実感で報いる。ゴシックな空気と痺れる音楽が冒険を際立たせる。歯ごたえがあり、切れ味よく、洒落ている。歯ごたえを求める者には純粋な喜びだ。
罠だらけの部屋を抜け、分岐を選び、狡猾なボスへ挑む——一度死ぬたびに何かを学ぶ、神経を張り詰めた進行を強いてくる。正しい道を見つけ、囚われ人を救い、真のエンディングを掴み取る。その繰り返しへの欲求が絶えず燃え続ける。難度は厳しく、ステージ構成は時に容赦ないが、挑戦に身を投じたい者にとってこの『悪魔城』は強く引きつけて離さない。