Devil May Cryのレビュー
アートデザイン
音楽
シナリオ
影に沈むゴシックの城、彫り込まれた悪魔、そして指先まで洒脱な主人公──アクションは、息をのむダークファンタジーの気品をまとう。戦いのなめらかさとバロックな空気が、時代から際立っていた。暗く洗練されたこの視覚演出が、ひとつのジャンルまるごとの礎を築いた。
猛り狂うヘヴィメタルと、不穏なゴシックの音層を織り交ぜ、音楽は電撃的な熱量で、ダンテの戦いの様式と怒りに寄り添う。アクションが激化するや、リフが燃え上がり、悪魔狩人の気概を煽る。この鋭い音の個性が、シリーズのカルトな署名の礎を築いた。
射撃、剣戟、回避をつないでスタイルを磨き上げる――その設計は、即座に伝わる優雅さで現代スタイリッシュアクションの礎を築いた。歯切れのよい戦闘とダンテの色気は、コントローラーを握れば今なお胸を躍らせる。固定カメラと一部の難度の跳ね上がりには時代を感じるが、アクションの滑らかさとその華やかさは少しも力を失っていない。
止まらないスタイルで悪魔の群れを斬り、剣と銃を切り替えて果てしないコンボを維持する——ここでの楽しさは、戦いの純然たる格好よさから来る。華麗につなぐほど、ゲームは大胆さに報いる。切れ味よく、手強く、猛烈にクール。スタイリッシュアクションのこの先駆者は、ひとつのジャンル全体の礎を築いた。
射撃、剣戟、回避を一度も被弾せずに繋ぎ、スタイルランクを上げていく——戦闘の優美さの探求が宿り、各部屋をより美しく攻略し直したくなる。武器や技を解放することで先へ進みたくなる。固定カメラと一部の難度の山は苛立たせるが、このアクションの舞踏には今なお高揚させる礎の強度がある。