Max Payne 2 - The Fall of Max Payneのレビュー
物語は加工写真から組み上げた漫画の頁を通って進む。大きさの揃わない枠、強められた明暗、台詞の吹き出し、青と黄土へ褪せた色。この静止した仕掛けと交互に現れるのが、動く光とニューヨークの濡れた面にすべてを賭けた実時間の描画である。
作品全体を一つの主題が背負う。鍵盤で提示され、場面に応じて弦、歪んだギター、あるいはただの持続低音へ受け渡される。減速の場面では音楽は保たれた一音にまで痩せ、薬莢と着弾音に場を明け渡す。だからこそ旋律の帰還はいっそう重くのしかかる。
過去と、破綻を運命づけられた恋とに追いつかれたマックスは、再び喪失と裏切りの渦へと沈んでいく。より親密で幻滅に満ちたこの物語は、叶わぬ愛と拒まれた贖罪のあいだで、ノワール小説的な宿命論をさらに推し進める。その語りに磨き上げられた、暗い気品をたたえた都会の悲劇だ。
ニューヨーク市警に戻ったマックス・ペインは、謎めいたモナ・サックスとともに、愛と血の物語へ沈んでいく。この続編はバレットタイムとノワールの語りを磨きつつ、間延びなく素早く幕を閉じる。短さは稀なほど濃密な映画的スリラーに奉仕し、長さより、スローモーションの銃撃と幻滅の空気のために遊び直す。