R.C. Pro-Amのレビュー
第一作が等角の視点とその語彙を据える。落ちる影まで描かれた無線操縦の車、斜めに引かれた走路、地面の質感を変える水たまりと氷の板。拾い上げた強化部品は車体の見た目をはっきり変え、走りながらでもその情報が読み取れる。
伴奏は反復する拍の動機と、はっきり前に出た低音に頼る。一度の競走のあいだ回り続けても注意を奪わないよう切り詰められている。出走、接触、着順を告げる節は短く互いに明確に違い、それだけで一局の区切りが付く。画面表示の助けはいらない。
見下ろし型のラジコンカーを操り、武器を拾ってライバルを妨害し、レースの合間にマシンを強化する——このレースと戦闘の融合が、すぐに引き込む。速度の高揚と、相手を妨害する快感が、心躍る競争を保つ。切れ味鋭く賢く魅力満点、抗いがたいアーケードの古典だ。