Sweet Homeのレビュー
館は暗い部屋の連なりとして描かれ、そこでは細部の一つ一つが意味を持つ。壁の絵、塞がれた扉、床の染み、拾うべき品。戦闘のたび魔物は大きな静止画の肖像として現れ、過去の惨劇を語る壁画は、解読すべき一枚の絵として扱われている。
伴奏は抑制によって圧迫を作る。ほとんど無音のまま続く長い区間、解決を持たずに戻ってくる短い動機、乾いた音色。音楽はしばしば黙り込み、足音だけが残る。この切り詰めのおかげで、まれに鳴り出す瞬間は、やがて恐れを覚える合図へと変わってゆく。
呪われた館に閉じ込められた撮影隊が、死がすべて取り返しのつかぬ、ある一家の悲劇を掘り起こしていく。サバイバルホラーの先駆けとして、このRPGは断片的な手記と葬送のような空気で、『バイオハザード』のはるか前に恐怖を醸し出す。残酷で物悲しい、母の喪失をめぐるその物語は、深く心に刻まれる。