Zettai Zetsumei Toshiのレビュー
本来の日本版は、崩落の轟音より、廃墟の憂いを育てる。最初の揺れが過ぎると、画作りは死んだ大都市の静寂にとどまる。宙に漂う塵、えぐられ凍りついた建物、破片の散らばる通りを、まれな、やつれた生存者が渡る。青ざめた光の下、見慣れた街が損なわれる様を見つめるこの眼差しが、遊びを、平穏な世界が突然宙づりにされた、根強い悲しみで満たす。
自ら生み出す分野の第一作として、このアイレムの作品は、災害の生き延びを打ち立てる。定められた筋を繰り出すのではなく、荒廃した街での自らの道のりを、遊び手に定めさせる。会話での応答を選び、進む道と、行きずりの仲間を決めさせる。