Burnout 2 - Point of Impactのレビュー
アートデザイン
音楽
シナリオ
衝突競技の場面には固有の映像文法がある。交差点はまず上空から示され、乗合自動車、貨物車、車列の位置を確かめられる模型のように置かれる。それから視点は路面すれすれまで下りる。衝突後はひしゃげた鉄の山をゆっくり回り、その間、損害の数字が跳ね上がり続ける。
音の配置は往来そのものを一個の楽器として扱う。車体をかすめた瞬間、警笛や警報、すれ違いの風切り音が音楽の前へ押し出され、やがて退く。接触後の減速の場面では伴奏がほとんど消え、ひしゃげた鉄板が軋み終えるまでを、そのまま聞かせる。
対向車すれすれをかすめてブーストを溜める――そこに生まれるリスクとリワードの循環は、恐ろしいほどよくできている。速度感、追い抜きざまの甲高い音、そして派手なクラッシュは、フルスロットルで握れば今なお胸が高鳴る。映像は古さを隠せないが、この大胆で機敏、そして見やすい走りには、いまだ並ぶもののない鋭さがある。
全速力で車の間をかすめてブーストを稼ぎ、狂ったような加速で一気に解き放つ——危険を冒すことが楽しさの核心になる。最も高くつく玉突き事故を引き起こすクラッシュモードが、抗いがたい遊びの中の遊びを加える。直接的で切れ味よく痛快、運転の無謀さを純粋なアーケードのスリルへ変える。
対向車すれすれを全速力でかすめてブーストゲージをため、長い直線で一気に解き放つ。その痺れるようなリスクテイクが、次のレースへと駆り立てる。クラッシュモードとメダル稼ぎが、完璧なランへの挑戦を絶え間なくよみがえらせる。コンテンツ量は確かに薄いが、この澄み切ったアドレナリンの高まりとスピードの眩暈が、即座に人を引き込む手応えを保っている。