Dragon Quest II - Akuryou no Kamigamiのレビュー
鳥山明の線は、一枚絵から点の集まりへほとんど損なわれずに移し替えられる。丸い形と滑稽な表情を持つ魔物たち、その先頭に立つ笑うスライム、ずんぐりした主人公の輪郭。世界図は少ない図柄で組まれながら地形を明確に描き分け、街も小さな寸法のまま厳密な見やすさを保つ。
世界を広げた続編は、より雄大な冒険の主題と、物憂げな優美をたたえた名高いフィールド曲で、すぎやまこういちの音色を豊かにする。音楽は、絶え間ない気高さとともに、三人の英雄の旅路に寄り添う。芽吹いた伝統に忠実なこの交響的な気品は、長く記憶に刻まれる。
少しずつ仲間を集め、はるかに広大な世界を歩き回ることで、勢いを損なうことなく冒険が広がっていく。金と経験値を稼いで次の呪文や待ち望んだ船を手に入れる過程が、満ち足りた前進を支える。一部の迷宮のような地下や難易度の急上昇は重荷だが、新たな力という絶え間ない約束が冒険を手放せないものにしている。
個性の異なる三人の勇者を、大きく広がったアレフガルドで集めていく旅は明らかに長い。船での航海、入り組んだダンジョン、三人のバランス調整が遊ぶ時間を何倍にもする。パーティを組み共に育てる規模は当時として破格だった。ファミコンの集団RPGの先駆けとして、その壮大さは今も称えられる。