Elder Scrolls IV, The - Oblivionのレビュー
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シロディールは、その都市の対比によって姿を見せる。帝都の白い大理石、町々の木造、城砦の石、そのどれもが固有の風貌を持つ。この牧歌的な表層の下には、光るウェルキンドの結晶が貫くアイレイドの古い迷宮、遺跡が眠る。オープンワールドは、人の住む昼と忘れられた地下との、この隔たりから豊かさを汲む。
ジェレミー・ソウルの手による音楽が、穏やかな探索の主題から叙事的な合唱「Dragonborn」まで、雄大で瞑想的なオーケストラでオープンワールドを包み込む。どの地平も自由と驚きを呼吸し、飽きさせることなく冒険を支える。時を超えたこの交響的な広がりは、いまもジャンルの規範であり続ける。
物語の力は、主筋よりもむしろその同業組合にある。闇の一党は罠を仕掛けた館まで暗殺者の筋を延べ、盗賊組合は灰色狐の伝説を甦らせ、魔術師と戦士もそれぞれの物語を差し出す。これらの一筋ずつが独立した小さな長編小説をなし、その総和こそがシロディールに厚みを与える。
扉を押し、噂を追い、思いがけぬクエストに迷い込む。この自由が、一歩ごとに予期せぬ新たな目標を開く。実践で技能を磨き、ダンジョンやギルドを巡る行為が好奇心に報いる。エンジンは古び戦闘に重みを欠くが、自由な冒険の誘いが、各セッションを終えにくくする。
ほぼ完全な自由がシロディールの門を開く。盗賊・魔術師・暗殺者の各ギルド、封じるべきオブリビオンの門、数えきれぬ地下迷宮が、進んで本筋から逸らす。自分なりの道を即興で描き、呪文や遺物を集め、サイドクエストに身を委ねる遊びが数十時間を満たす。この先駆的な開放性が、果てなきRPGの伝説を築く。