Final Fantasy IIのレビュー
魔物も人物も天野喜孝の線を受け継ぐ。細く伸びた輪郭と装飾の多い装いは、点の升目へ移されてもなお立ち姿の気配を残す。破壊された街、要塞、洞窟といった背景は沈んだ配色を選び、第一作より明らかに重い語り口とよく釣り合っている。
より暗く物語的に、植松伸夫の音楽は、街の憂いから反乱軍の勇壮な行進まで、劇的な主題を繰り広げる。どの旋律も、このジャンルには新しい情感とともに、戦争の悲劇を際立たせる。この音楽の成熟が、来たるべき傑作の数々をすでに予告していた。
四人の若者が帝国に故郷の街を焼かれ、身の丈を越える反乱に加わってゆく。物語は登場人物に名を与え、互いの縁を結び、そのうえで道中に何人もを死なせる。当時としては思い切った選択だった。会話で覚えた言葉は鍵として働き、そのやり取りが調査を前へ進めてゆく。
レベルではなく、繰り返した行動に応じてステータスが上がっていく様子は、成長の仕方を根本から変え、試行錯誤を促す。より野心的なシナリオとキーワードのシステムが、街ごとに新たな目標を開いてくれる。この使用による成長は手間のかかる操作を促しはするが、この仕組みの独創性は確かな引き戻す力を保っている。
成長はレベルではなく使用で決まる。技や武器を使い込むほど伸びるため、各能力をじっくり鍛え、磨き、稼ぐ余地が尽きない。印象的な死を散りばめた、パラメキアに抗うフリオニールの叙事詩がさらに厚みを加える。物語構造と成長の双方で革新的なこの二作目は、先駆的な挑戦作としての評価を保つ。