Child of Edenのレビュー
純粋な共感覚──抽象的な形、輝く粒子、音楽の律動に脈打つ色彩が、催眠的な感覚の旅をつくる。映像と音が、エーテルのような美しさの体験へと溶け合う。輝かしく浮遊するようなこの視覚演出が、『Rez』の遺産を見事に受け継ぐ。
水口哲也が共感覚として構想した本作は、所作から音楽を生む──撃つたびに、元気ロケッツのエレクトロポップの楽曲が、感覚のトランスへと結ばれる。浮遊する旋律と脈打つビートが、稀有な多幸感のなかでアクションと融け合う。Rezの系譜を継ぐこの先見的な音の体験は、いまも唯一無二であり続ける。